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山本 英明; 吉澤 道夫; 村上 博幸; 百瀬 琢麿*; 辻村 憲雄*; 金井 克太*; Cruz-Suarez, R.*
Radiation Protection Dosimetry, 125(1-4), p.88 - 92, 2007/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Environmental Sciences)国際原子力機関(IAEA)の地域協力協定(RCA)に基づき、東アジアの16か国から25の個人線量評価機関が参加して第3期外部被ばく線量計測相互比較が実施された。旧原研及び旧サイクル機構で放射線の基準照射を行った個人線量計を各参加国で計測し、得られた外部被ばく線量評価値を持ち寄り相互比較した。その結果、すべての参加国の評価値は放射線防護の実務上必要とされる充分な正確さを有していることがわかった。これにより参加各国における外部被ばく線量評価技術の妥当性が確認できた。
Mehta, K.*; 小嶋 拓治; 須永 博美
Radiation Physics and Chemistry, 68(6), p.959 - 962, 2003/12
被引用回数:3 パーセンタイル:25.75(Chemistry, Physical)既存線量計システムの高出力制動放射線への適用性を線量相互比較を通して調べた。5MeV電子加速器から得た高出力制動放射線を用いて数種の線量計をファントム中で4-12kGy照射した。線量計には、3種のアラニン線量計と3種の液体化学線量計(硫酸セリウム,重クロム酸及びエタノールクロロベンゼン)及びグルタミン線量計を用いた。制動放射線に対する線量応答については、Co-60線の校正曲線から線量値を決定した。いずれの線量計も3線量レベルの値は3%以内でよく一致し、高出力制動放射線にも応用できることが示された。
H.H.Mai*; N.D.Duong*; 小嶋 拓治
IAEA-TECDOC-1070, p.345 - 351, 1999/03
ベトナム原子力委員会照射センター(IC-VAEC)と原研との協力で、VAECで用いられている重クロム酸線量計の標準的使用方法を確立するため、トランスファー線量測定による線量相互比較実験を行った。重クロム酸線量計(VAEC)は原研で照射後VAECで、またアラニン線量計(原研)はVAECで照射後原研で、それぞれ分析・読み取りがなされた。この結果、線量範囲5~30kGyで両者の線量値は2.5%以内で一致した。さらにアラニン線量計を用いたIAEA国際線量保証サービス(IDAS)によるVAECとIAEAとの比較でも3%の一致が得られた。一方、VAECの重クロム酸線量計を用いた測定における不確かさを見積もった結果、95%信頼度限界で4%という値が得られ、線量相互比較結果とも整合することが明らかとなった。
小嶋 拓治; 橘 宏行; 羽田 徳之; 川島 郁男*; P.H.G.Sharpe*
Radiation Physics and Chemistry, 54(6), p.619 - 626, 1999/00
被引用回数:10 パーセンタイル:60.61(Chemistry, Physical)Co線の高線量測定に関して、照射及び校正の手順全体を詳細に検討し、その不確かさを評価した。この結果、原研の校正システムを用いて与えられる線量における不確かさは2.2%(2)であり、またアラニン/ESR線量計を用いたトランスファー線量測定における不確かさは3.4%(2)であった。また、この不確かさの値を確かめるため、線量範囲1-50kGyにおいて英国物理研究所(NPL)と原研の間で、アラニン-PS(原研)、アラニン-パラフィン(NPL)及び重クロム酸(NPL)線量計をトランスファー線量計に用いた郵送による双方向の線量相互比較を行った。アラニン及び重クロム酸線量計のいずれを用いた場合も、NPL及び原研の線量値は約2%以内でよく一致し、これから原研におけるCo線の線量測定において求めた不確かさの値の正当性が示された。
S.R.Nilekani*; G.R.Narayan*; B.Suseela*; R.M.Bhat*; B.L.Gupta*; 小嶋 拓治; 滝沢 春喜; 須永 博美; 田中 隆一
Applied Radiation and Isotopes, 46(3), p.205 - 207, 1995/00
被引用回数:5 パーセンタイル:58.38(Chemistry, Inorganic & Nuclear)線量計の輸送による地域的な線量標準化を目的として、インドBARC・日本原研間において、アラニン線量計(結晶粉末及びポリスチレン(PS)成形素子)及びグルタミン線量計(結晶粉末)を用いた高線量域の線量相互比較実験を行った。粉末状線量計は原研で照射後BARCにおいて吸光度測定により、PS成形アラニン線量計はBARCで照射後原研において電子スピン共鳴(ESR)によりそれぞれ線量評価された。この結果、Co-線及び3-MeV電子線いずれについても、線量1、10、33及び54kGyにおける両研究所の公称/測定値は5%以内で一致した。これにより、フリーラジカル線量計が郵送による国際的線量相互比較に有用な手段であることが明らかとなった。
D.Nichiporov*; V.Kostjuchenko*; J.M.Puhl*; D.L.Bensen*; M.F.Desrosiers*; C.E.Dick*; W.L.Mclaughlin*; 小嶋 拓治; B.M.Coursey*; S.Zink*
Applied Radiation and Isotopes, 46(12), p.1355 - 1362, 1995/00
被引用回数:31 パーセンタイル:92.48(Chemistry, Inorganic & Nuclear)プロトン加速器を用いたガン治療に関しては、米、露、日等の主要な医療センターで研究が行われている。これらの機関間の線量相互比較を容易にするため、治療用プロトンビームを用いて、NIST(米)製造のアラニン素子及び市販のラジオクロミックフィルムのトランスファー線量測定への応用の実効性を調べた。プロトンのエネルギーを変えた時のLET依存性を含む線量計の応答特性については、ITEP(露)で評価を行った。線量の絶対値測定の結果は、ITEP及びNIST間の線量相互比較の予備実験として得られたものである。約10回の測定実験の結果、ITEPとNISTの線量基準は、平均して2.5%以内で一致した。